7 : 04 動画作成入門 AVI・OGM・MKV

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MPEG2→AVI・OGM・MKV 動画作成入門 Ver.2.2

2003年 8月24日
記事ID d30824

注意:
この記事は、書かれてから数年たっているため、内容が現状と合わない部分があります。
重要な変化については、動画・字幕関係の記事について(2007年4月)を見てください。

PC用の動画としておなじみのAVI、 2002~2003年ごろ広まったOGM、 2003年に生まれたMKV。 新しいマルチメディア技術の可能性を探ってみます。

このシリーズでは音声+映像の通常の動画だけでなく、字幕の作成についても、基礎から順に学習できるように工夫しています。 字幕は、外国語の映画などを鑑賞する場合にはもちろん、 カラオケ、語学教材、耳が不自由な人のためのクローズドキャプションなど、 実用・趣味・語学・福祉といった多方面で活躍します。 一見目立たない脇役的存在でありながら「字幕」は情報へのアクセス性、バリアフリーという意味で、 重要な役割を果たします。 健常者にとっても「字幕」は、目が不自由な人にとっての点字のような意味を持っています。

今回は、出発点として、基本中の基本、MPEG-2形式のソース(DVD映画、TVキャプチャーなど)を、 AVIなどの形式に変換する方法を説明します。

このシリーズは2003年に書かれたため、内容が一部古くなっている場所があります。

今回覚えること

DVDの円盤の中身を、HD上にコピー
DVDから出発する場合の第一歩。10分くらいかかります。
コピーしたファイルから「D2Vファイル」を作る
数分です。まったく同じ方法で、TVをキャプチャーしたMPEG-2ファイルも、処理できます。
「D2Vファイル」をAviUtlで開いてAVI形式に
いわゆる「エンコ」(ビデオ作成)の中心部分です。約1時間~数時間以上かかります。
AVI・OGM・MKVに格納
すでにできあがっているビデオとオーディオを合体させて完成品にする作業です。数分で終わります。
必要な予備知識など

ファイルをダウンロードしよう

注: このパックに含まれている XviD は、執筆当時のもので、今ではもう古いバージョンです。 現在のバージョンと比べて、処理速度が非常に遅いこともあり、本番のエンコードでは使わないでください。 最新の XviD 1.0.x を使ったエンコード方法については、そのうち加筆するので、お待ちください。 実際のエンコードでは XviD 1.0.3 または XviD 1.1 beta2 を使ってください。

さっそく始めましょう。今回使うツールはフリーウェア(無料で使えるソフト)のパック asdx.zip です。

  1. SmartRipper 2.41: DVDからVOBファイルを作ります
  2. DVD2AVI 1.77.3: VOBファイルからD2Vファイルを作ります
  3. XviDコーデック

下記ページのいずれかから asdx.zip をダウンロードしてください。

(1) リッピング

リッピングには、SmartRipper(スマートリッパー)、または DVD Decrypter (DVDデクリプター) を使います。 DVD Decrypter のほうが高機能ですが、 SmartRipper のほうがとっつきやすいので、 ここでは SmartRipper を使います。

TVをキャプチャーしたMPEG-2ファイル(M2P, M2V, MPG, VOB)ではリッピングの作業は必要ありません。 必要に応じてエクスプローラで普通にHD上にコピーしてから、ステップ2に進んでください。

音楽CDやDVD映画のリッピングは、将来法律が変わって禁止される可能性もありますが、 今現在は合法です。

リッピングとは

リップとは「ひきさく」ことですが、 ちょうど果物の皮をむいて食べられるようにするように、 物理的なメディア(ここではDVD)の中身を取り出してHDにコピーすることです。 リップすることを「リッピング」、リップする道具を「リッパー」といいます。 つづりは rip です。「くちびる」という意味の lip とは関係ありません。 例えば、音楽CDをMP3などに変換して携帯プレーヤーで聴けるようにするのもリッピングと言いますよね。

市販のDVDではデータがCSSという方式で暗号化されていて、 暗号を解除しなければ、再生できません。 リージョンコードと組み合わせて、どのプレーヤーで再生できるか?という「再生のコントロール」を行っています。 例えば、日本国内向けの「リージョン2」のDVDは、北米の「リージョン1」のDVDプレーヤーでは再生できません。 これは「再生できるかできないか」のコントロールであり「他のメディアにコピーできるかできないか」のコントロールではありません。 コピーコントロールに対してアクセスコントロールと呼ばれています。

携帯端末でも映画を

アクセスコントロールは、例えば日本のDVDを取り寄せて楽しみたいという海外のアニメファンなどにとっては、かなり迷惑なものです (正規に購入したDVDが、正規に購入したDVDプレーヤーで再生できないわけですから…)。 日本のDVDを日本国内で見るにしても、通勤通学の電車内で携帯デバイスで見たい、という人も中にはいるでしょう。 映画を楽しんだり、洋画で語学の聞き取りの訓練をしたり、 移動時間を有効活用したいと思うのは自然な要求ですし、文化的なことです。 「自分で買ったDVDのデータをどのデバイスで再生しようが本人の勝手」ということは、常識的感覚としても当たり前のことでしょう。

Linux上でも映画を

現在では、暗号のしくみがウェブ上で広く公開され、 誰でも自由にCSSを解除できるようになりました。つまり、家電のDVDプレーヤーを持っていなくても、 PC上で動作するフリーのソフトDVDプレーヤーを使って、購入したDVDをPC上で鑑賞できるわけです。 これは Linux ユーザにとっては特に重要なことであり、Linux 上で動作するフリーソフトウェアでCSSが解除できることで、 家電のDVDプレーヤーを買うお金のない貧乏学生などの Linux ユーザでも、DVDを買ってPC上で鑑賞できる、ということを意味します。 何でも制限したがる業界のこと、元になった「DeCSS」の作者を訴えたりもしましたが、既に裁判が終わり、作者の完全無罪が確定しました。 別に誰に迷惑をかけるわけでもないのだから、自分で買ったものが自分のPCで見れるようにして何も問題ない、 という結論が出ています。 まあ、当たり前のことです…。 「Windowsでは再生できるけれどLinuxでは再生できない」みたいな制限があっても、 消費者は不便、販売側にも何のメリットもないばかりか、再生の選択肢が狭ければ当然売り上げも減って、 販売側も実はかえって損をするだけ。CCCDの一件でも明らかでした。

CSS暗号を解除するツールは、裁判で無罪となったばかりか、 GPLライセンスのフリーウェアlibdvdcssとして、 Linux用のDVDプレーヤーでは現実に、誰もが普通に使っているものです。 FSFと国連UNESCOのライブラリに収録されているくらいなので、 Linuxユーザは全員犯罪者だと言い張りたいのでもない限り、 まさか今さらDeCSS自体を問題にする人はいないでしょう。 Windows上でも、Media Player Classic だとか、 VLC Player のような一般的なプレーヤーで、普通にCSS解除は行われています。 ときどきCSS解除は悪いことだと信じ込まされている人がいますが、 CSS解除は何も悪いことではなく、そもそも解除しなければDVDを再生できません。

さいわい日本の法律ではOK

日本国内ではどうでしょうか。 文化審議会でも、 CSSは著作権法の対象外と、複数の文書で繰り返し明言しています。 万が一、文化審議会の解釈が間違っていて「侵害」とみなされるとしても、 著作権法119条の但し書きにあるように、私的複製では罰せられることはありません。 結論として、CSSを解除したという理由で罰せられることは、二重三重の意味で絶対にあり得ません。

『日経クリック』2003年10月号でも、これまで「CSS解除は違法だ」と誤った報道をしてきたことを認め、 「現行法では個人が自分の所有するDVDをリッピング、複製するだけならば適法」と明記しました。 朝日新聞社「コピーコントロールCDを徹底的に総括する」でも、 2004年11月に、CSSはコピーコントロールでなくアクセスコントロールという通説を正しく紹介してます。

DVDを販売する側の日本映像ソフト協会自身でさえ、2004年7月「アクセス権という支分権が存在しない現行法の下では、著作権法上の技術的保護手段に該らないとする見解が有力」 「この見解によれば、CSSを解除してコピーしても技術的保護手段を回避していない」として、 CSS解除は合法という通説の存在を公式に認めています。 2004年10月には、マイクロソフト日本法人・法務本部長の弁護士も「DVDのCSS暗号化を回避するような行為は著作権法上は違法ではない」と公の場で明言しています。

複製を勝手に売ったりするような特殊な話は別にして、DVDのリッピングそれ自体は、安心して行って大丈夫です。 ハードディスク上にファイル化することにより、映画や音楽のソフトを多様な方法で楽しんだり、 洋画を語学学習に活用したり、何枚ものDVDに収録されている長いシリーズ作品を研究するデータベースを構築するなど、 情報化時代にふさわしい、コンピュータを利用した文化的な生活を享受きょうじゅすることができます。

法律問題については、付録Eにさらに詳しい説明があります。

「ASPI」について

スマートリッパーは、デフォルトでは「ASPI」というしくみを使って、DVDディスクを読みます。 「ASPI」が使えないPCでは、起動時に「No ASPI」といったメッセージが出ますが、 ASPIを使わないモードに切り替えて続行されますので、それでも操作には支障ないはずです。

このメッセージが気になるなら(または操作に支障があるようなら)、 「ASPI」をインストールするか、 または、DVD Decrypter を使ってください。

リッピングします

DVDディスクをDVDドライブに入れ、数秒待ってから、 金色の円盤のアイコンの SmartRipper.exe を起動します。 まだお持ちでないかたは、さっきのZIP書庫のなかの SmartRipper 2.41 というフォルダを、どこか好きな場所に移動して使ってください(特にインストールは不要)。メニューなどは英語ですが、何も難しいことはありません。 Start (スタート) という文字が読めればたくさんです。

仮想DVDドライブがあるPCで何かエラーが出たら、 本物のドライブに読みに行くまで「続行」してください。

ツリービューとチェックボックスを使って、保存したい部分を選択します(もちろん「全部」でも良い)。 選択に応じて、まんなかへんにある Chapter という表の Length (時間の長さ)が変化するので、 参考にしてください。1分20秒なら「歌」だとか、そのあとの10分くらいのは「Aパート」だとか。 保存先を指定すると [Start] というボタンが現れるのでクリックしたらスタートします。 いろんなファイルがごちゃごちゃしないように、保存先はそのDVD専用の新しいフォルダにすると良いでしょう。 転送速度が速いドライブがベターです。また20GBくらいの空きがあったほうが良いでしょう。 プログレスバーが出るので100%になるまで、適当に暇をつぶしていてください。 終わると 「Rip completed」 という小さなダイアログが出ます。

(2) D2Vファイルを作る

リップ先のフォルダに、拡張子がVOB(video object)のファイルができているので確認してください。 これはDVDのデータで、MPEG-2という古い方式で圧縮されています。 この方式は再生が軽いかわり、 圧縮率はいまひとつで、30分程度のムービーでも1GBや2GBという大きな容量があります。 このファイルを、AviUtl や VirtualDub といった動画編集ソフトで加工し、MPEG-4方式で再圧縮することにより、 「PCで見て美しく」しかも「DVDの場合の10分の1程度というコンパクトなサイズ」という一挙両得を達成しましょう。

AviUtl は、VOBファイルを直接開けませんが、D2Vファイルという補助的なファイルを経由させることで、 VOBの中身を読み込むことができます。簡単なので、さっそくやってみましょう。

VOBファイルからD2Vファイルを作るには、DVD2AVI を使います。 数字の2 (two) は、前置詞の to を略した書き方で、 DVD to AVI つまり「DVDからAVIへ変換」という意味。 このソフトをまだ持ってないかたは、さっきのZIP書庫のなかにある DVD2AVI_1.77.3 というフォルダを、 好きな場所に移動して使ってください。 虹のようなフィルムのアイコンの DVD2AVI.exe をクリックして、さっそく起動しましょう。

メニューが英語ででたら、 Option→Local LanguageでJapaneseを選んで、ソフトを一度終了させ、再起動すれば日本語になります。

「ファイル→開く」でさっきのVOBファイルのフォルダを探します。 多くの場合、_1.vob 、 _2.vob 、……と vob ファイルがいくつかに分かれています。 これは分割されているだけで、本来一続きのデータです。 DVD2AVI から開くときは、_1.vob を指定してあげれば、自動的にぜんぶ読み込まれます。 File List というダイアログが出るので、ぜんぶちゃんと読み込まれたのを確認して OK をクリックしてください。

ファイルがオープンできたら、 「映像」メニューで 「YUV→RGB変換」を「パソコン色調」にセットします。 ここで「パソコン色調」を選ぶことは極めて重要です。 PCで見たときにきれいに見えるように、色のスケールが最適化されます。 「映像」メニューの iDCTアルゴリズムは、どれでも実質的に差はないようですが、 理論上は「32-bit」「64-bit浮動小数点」「IEEE-1180 準拠」の順に計算精度が高くなります。 その分、少し遅くなりますが、大した差ではないので、高精度を選択しましょう。 ただし、「IEEE-1180 準拠」には潜在的な問題があるそうです。したがって、「64-bit浮動小数点」が最善の選択です。 ほかはデフォルトのままでかまいません。

「ファイル→プロジェクトの保存」で、名前を付けて保存します。進行状況のダイアログが出るので、 Remain (残り)が0秒になるまで待ちます。 注意点として、ここではまだ「AVI出力」しません。 必ず「プロジェクトの保存」にして、拡張子D2Vのファイルを保存します。 もうひとつの注意点として、D2VファイルはAviUtlがVOBファイルを読む「手伝い」をするだけです。 VOBファイルをD2Vに「変換」したわけじゃありません。その証拠にD2Vファイルは1MBもないような、 とても小さなファイルです。したがって、ぜんぶの作業が終わるまで、D2Vファイルを作ったからといってVOBファイルを削除や移動しないでください。さもないとD2Vファイルは動作しなくなります。

DVD2AVIは、D2Vファイルを作るだけでなく、同時に、VOBファイルのデータから音声を抜き出して別ファイル(多くは拡張子AC3)にしてくれます。重宝なソフトですね。

FAQ: 「LPCMの音声トラックが分離できません」

LPCMの音声トラックは分離できません。 AC3、MP2、DTSなどは分離できます。 LPCMの音声トラックはWAVの形で取り出すことができます。 (AC3の場合、ACのまま分離することも、WAVの形で取り出すこともできます。) WAVの形で取り出す場合については、 別記事「MPEG2(DVD・TV)→AVIでMP3を簡単に使う方法

(3) AVIへの変換

コーデックのインストール

いよいよ、AVI に変換します。 AVI といっても、具体的には、DivX5 または XviD という圧縮方式(コーデック)なのです。 いくつかの理由から、「フリー」の XviD をおすすめします。

スパイウェア付きのソフトを配布しているような会社のコーデックは、できれば使いたくない。 当たり前のことです。とりあえず、オープンソースの XviD を使いましょう。 もっといろいろ慣れてきてから、 「最新の DivX と最新の XviD は自分の目的ではどっちがいいのかな」といった比較をして、 いろいろ試したり乗り換えても遅くありませんから……。

XviD にも種類がたくさんありますが、 ここでは
XviD codec 27.11.2002 (uManiac's build)
を使います。同じZIP書庫に収録済みです。 これは XviD のなかではかなり古いものですが、とても安定しているので、最初の XviD としては、 上記のもの、または、
XviD codec 24.2.2003 (uManiac's build)
のどちらかを、おすすめします。 (後日、API-4という最先端のXviDの使い方に触れますが、 最初から最先端のものを使おうとすると何かとトラブルの原因になるので……) XviD は簡単に別バージョンと入れ替えがきくので、慣れたらいろいろ試しても良いでしょう。

注: ここで取り上げている XviD は、執筆当時のもので、今ではもう古いバージョンです。 現在のバージョンと比べて、処理速度が非常に遅いこともあり、本番のエンコードでは使わないでください。 実際のエンコードでは XviD 1.0.3 または XviD 1.1 beta2 を使ってください。

ダウンロードしたインストーラをクリック起動して、 [I Agree] [OK] [Close] と3回クリックするだけで簡単にインストールできます。

すでにXviDが入っている場合、インストーラは、 トラブルを防ぐため、自分のバージョンをインストールする前に、 まず現在のバージョンをアンインストールしようとします。 その場合、途中で確認のダイアログが出て、[はい] [close] で元のバージョンが自動的に削除されます。 しかし、すでに XviD が入っているなら、べつに改めてインストールする必要ありません。

AviUtl

日本が世界に誇るAVIユーティリティ AviUtl を起動します。 まだ持っていない場合、公式サイト「AviUtlのお部屋」からダウンロードしてください。 解凍したらすぐ使えます。

起動したら、「ファイル→開く」でさっき作ったD2Vファイルを開きます。 下のスライドバーを動かして、てきとーに動画の様子を見てみてください。 左右矢印キーで1フレームずつ移動でき、[PageUp] [PageDown] で5フレームずつ移動します。

フレームレートを確認しよう

動きのあるシーンで、 1フレームずつ眺めてみると、周期的に絵がぶれたみたいになって、「しましま」があるのが分かります。 また、5フレームにつき1回、前のフレームと同じものがある場合がよくあります。

日本のDVDから読み込んだ画像は、ほぼ毎秒30フレーム(30fps)ですが、 5フレームにつき1回、前と同じフレームになっている場合は、 オリジナルは5分の4、つまり24fpsです。DVD規格に合わせるため周期的に同じフレームを2回入れて、水増ししているだけです。 一方、動きのあるシーンで見てもぜんぶのフレームがハッキリ動いているなら、オリジナルも30fpsです。

オリジナルが30fpsの場合、「設定→フレームレートの変更」は「なし」です。

オリジナルが24fpsの場合は、「設定→フレームレートの変更」で「24fps <- 30fps (4/5)」を選択し、 「間引きには自動24fpsの処理を使う」にチェックを入れ、さらに、「表示→間引き予定フレームの表示」にチェックを入れます。

インターレース解除の設定

次に、しましま退治の設定をします。

画像: 1ピクセルごとに縦にしましまが発生

拡大図

サンプル: パブリック・ドメインの映像「Survival Under Atomic Attack」より

これは「インターレース縞」といい、映画とテレビの規格の違いをうめるつごうで発生するものです。 このしましまがなくなるようにすることをインターレース解除といいます

24fpsの場合、「設定→インターレースの解除」で「自動24fps」を選びます。 30fpsの場合、この設定は「自動」にしてください。

矢印キーで1フレームずつ送って、しましまがちゃんと消えているか確認します。 大々的に残っているときは、「設定→インターレースの解除」で「トップフィールド -> ボトムフィールド」か「ボトムフィールド -> トップフィールド」かの選択を逆にしてみてください。また24fpsの場合、重複している(2フレーム連続して同じ)フレームのうえに間引き予定の×印が出ることを確認してください。

AviUtl は極めて優秀なソフトで、 適切に「自動」系を選んでおけば、実用上まったく不満がない程度まで、そこそこうまくいくはずです。

ヒント: 「自動」のデフォルト状態では、ごく一部のフレームで部分的にしましまの取り残しが発生することがあります。 こうした問題がある場合「インターレース解除2」という専用の外部フィルタを使うこともできますが、 「設定→インターレースの解除→自動24fpsの設定」にて「横縞部分を二重化」にチェックを入れておくことで、 十分に満足に行く結果が得られる場合が多いです。 これはいわゆる Adaptive blend で、基本的には二重化は行わず、鮮明な解像度を保ちつつ、 処理結果を再スキャンして万一「縞が残っている」と思われる場所があれば、 そこだけ二重化します。取り残したしましま(全体から見ればごく一部)だけは、解像度を潰して無理矢理縞を消してしまうのですが、 しましまが残っているよりはその方が見栄えが良いので、インターレース解除を行う場合、 「横縞部分を二重化」を推奨します。ただし基本の解除方法を「二重化」にするのは(特別な理由がない限り)避けてください。 縦方向の実質の解像度が半減して、粗い画像になってしまいます。
クリッピングとリサイズ

多くの場合、DVDのデータには上下左右にきたない黒い部分があります。 この食パンの耳のような部分はクリッピング(切り捨て)しましょう。 映画の場合、さらに上下に広い黒い領域(レターボックス)がつきます。 字幕を入れたい場合、レターボックスは残しておいてもかまいません。

「設定→クリッピング&リサイズの設定」で右上のチェックボックスにチェックを入れてから、 パラメータを調整して、ほどよくクリッピングされるようにしてください。 汚い領域をぎりぎりでクリッピングすると、画面の端にノイズが残るので、数ピクセル深めに。

作り方が悪いDVDだと、汚い部分が左に10ピクセルあると思えば、 場所によっては20ピクセルもあったり、と一定しません。 原則として、いちばん汚い部分が多い場所に合わせてクリッピングすれば、 汚い部分を全部除去できます。 (あまりに場所によって違うときは、部分ごとに設定するべきですが、 そのやり方は入門の範囲を超えるのでここでは省きます)

クリッピングすると、720x480のDVDのデータが、例えば688x472のような中途半端な変な値になってしまいます。 動画の圧縮はそのアルゴリズムの性質上、ピクセルサイズが16の倍数のようなきりのよい値になっていないと、 うまく動作しないことが多いです。 そこで、クリッピングしたものをリサイズ(拡大/縮小)して、望む大きさにします。 サイズの変更は(レターボックスを残すなら)たいてい640x480でいいはずです。 DVDのソースは横が720ですが、これは生データ上、実際の再生より横長になっているだけで、 本当のアスペクト比は(スクイーズ収録でなければ)640:480つまり4:3で合ってます。

注意: ウェブ上の古い記事には、320x240などでエンコーディングするという内容のものがあります。 昔はCPUパワーやHDスペースなどの限界もありそれが普通でしたから、古い記事にそう書いてあるのは間違いではないのですが、 2003年時点では640x480などが普通で、原則として320x240は「ゴミ扱い」と考えてください。

マニアックなAviUtlユーザの多くは、外部プラグインの Lanczos3.auf を使ってリサイズをしますが、 ここでは、同じダイアログにあるサイズ変更ボックス(AviUtl 0.99 の新機能)を使って、手っ取り早くいきましょう。

ヒント: あらかじめ設定されている640x480など以外の、 任意サイズにリサイズするには、 「クリッピング&リサイズの設定」ではリサイズを「なし」にしておき、「設定→サイズの変更→指定サイズ」を使います。 なお Lanczos3.auf の方がより高品質のリサイズができますが、処理時間は長くなります。
ノイズ除去

「設定→ノイズ除去フィルターの設定」で、ノイズ除去の設定のダイアログを呼び出し、 上から、256、2、24となっている状態で、チェックを入れてください。あちこち眺めてみて、 ノイズ除去の効き方が強すぎるとか弱すぎると思ったら、24という数値を加減してみてください。 きれいなソースでは8くらいから、汚いソースでは100くらいまで(「比較する隣のピクセルと比べて、どのくらいハッキリ色が違っていたら、 ノイズでないと認めてあげるか」というパラメータ。小さくすれば微妙な色の違いでも「これはノイズでなくそういう微妙な絵なのだ。このまま変えないでおこう」となり、大きくすれば「これは本来はベタ絵。微妙な色の違いはただの色ムラだから消してしまえ!」となるから、ソースの性質によって加減する)。 ノイズ除去を強くすると、ノイズも消えるかわりに本来のシグナルも消えて画面がぼけるので注意。 256という「強さ」パラメータを減らすことでも、 フィルターの利き方を加減できます(上記「しきい値」でノイズと認識したとき、どのくらい強力にそれを消すか?のパラメータ。 例えば中間の128にしておけば、ノイズと認識しても完全除去せず手加減してフィルターをかける。 結果的にノイズは目立たなくなるが完全には消えないが、その代わり、ノイズでないのにノイズと誤認された場所も誤爆で全消去されず比較的わずかにぼけるだけで済む)

「ノイズ除去(時間軸)」も併用するとさらに効果的ですが、そのぶん処理時間は増えます。 時間軸(3次元)方向のノイズ除去は、2次元のノイズフィルターに比べて、強くかけても害が出にくく、 ちらつきを抑制して画面を安定させる働きがあります。ただし、3次元のノイズ除去もあまり強くかけると、残像が出ます(前のフレームの線が次のフレームに転写されてしまう)。

ノイズを除去することは仕上がりをきれいにするばかりでなく、 余計な信号をなくしてサイズが縮みやすくする意味があります。 「高画質=サイズが小さい」は両立するのです。 ランダムノイズが多いとノイズもデジタル的にはデータのうちなので「ノイズだらけ=しかもサイズがでかい」 といういやーな結果になってしまいます。

ヒント: 以下は外部フィルターの nr3d.auf の設定を変えて、あるサンプルを Huffyuv RGB にした場合の結果サイズです。
しきい値50、2DNR度40では、142,329KB
しきい値50、2DNR度50では、140,925KB
しきい値60、2DNR度50では、140,666KB
以下は、別のサンプルで2DNR度50に固定した場合。
しきい値40で149,848KB
しきい値50で148,070KB
しきい値60で147,831KB
このように、2次元でも時間軸でも、フィルタを強くすれば圧縮効率が上がります。 圧縮率が上がるということは失われる情報が増えて画質が低下するのでしょうか? そういう場合ももちろんありますが、 うまくやれば「失われる情報」は主に画面のにじみやちらつきといったノイズとなり、結局、サイズが縮んでノイズも減少=高画質、 という一石二鳥になります。 上の例では、しきい値40より50に強くした方が、明らかに画面のちらつきが減って、見た目にきれいな画像になります。 ただノイズ除去フィルターにより「失われる情報」のなかには、ノイズだけでなく、本来のシグナルもありますから、 シグナルを壊す率を抑えつつ、なるべくノイズだけを消すように設定を工夫してください。

AviUtl内蔵の「ノイズ除去フィルター」は強力ですが、「しきい値」「強さ」の両方が大きいとノイズだけでなく本来のディテールが破壊される場合があります。 分かりやすい例として、アニメで、木の葉っぱの、微妙に違う緑色が全部同じ緑につぶれて、のっぺり、ぼんやりしてしまうことがあります。 もし仕上がりビットレートが十分に高ければ、多少ノイズを残してでも、ディテールをなるべく保つべきですが、 仕上がりサイズを小さめにしたいときは、フィルタリングの段階でディテールを保存しても、 圧縮の段階で粗い quantizer が適用されどのみちディテールは保たれません。 「細部を潰した単純な絵を入力し、小さな quantizer で精密にエンコードするか」 「細部を保った精密な絵を入力し、大きな quantizer で粗くエンコードするか」のトレードオフが発生します。 細部を保って、quantizer も小さくするには、基本的にはビットレートを上げるしかありません。 最初のうちは、無理に仕上がりファイルサイズをコントロールしようとせず、無難に軽めにフィルターをかけて、 サイズが多少でかくなっても quantizer 固定でやろう。 画質とサイズの最適化という意味では最善の方法ではないけれど、その方法なら、時間をかけずに必ず一定の品質が出せます。

別の観点1 「輪郭をくっきりさせるフィルター」が各種ありますが、 二次元のNRの設定も「輪郭のくっきり度」の設定にもなっている、 という点に注意。 二次元のノイズ除去フィルターは、一般に、輪郭を甘くする副作用があるので(ウェーブレット系は例外)、 輪郭がもっとくっきりしてほしいと感じたときは、 輪郭強調系のフィルターをかける以前に、ノイズ除去が強すぎないかも確認を。 過剰なNRで自分で輪郭をぼかしておいて、そこに輪郭強調をかけるのはいろいろな意味で無駄。

別の観点2 特に旧作では、ディテールを厳密に保つことと、ノイズのざらざら感を除去することが両立しにくく、 ある程度「どうでもいいディテールを破壊する」覚悟をした方が、かえって見た目の画質はアップすることもあります。 waveletNR_G.auf を使えば輪郭を保ちつつある程度ノイズ除去できますが、 waveletNR_G.auf では(特にひどいノイズは)完全には取り切れません。 通常の二次元NRでは、ディテールを破壊する覚悟さえあれば、相当のノイズも消せます(シグナルも消えてのっぺりしますが)。 他方、「ノイズを完全除去せずある程度のざらざらを分かっていてあえて残す」覚悟をすれば、 ディテールもそれなりに保てます。この立場で作った動画は客観的には(つまり第三者から見ると)「ファイルサイズが大きくて、 ノイズも多いまずいエンコード」に見られるかもしれません。 これは主観的な問題で、ケースバイケースなので、絶対こうという解答はない。
圧縮の設定

「設定→圧縮の設定→ビデオ圧縮の設定」で XviD MPEG-4 Codec を選び、 さらに「設定」をクリック。XviD Configuration というダイアログが出たら、 とりあえず Load Defaults をクリックしてデフォルトの状態にします。 XviD ではバージョンが違うと内容が違うため、前のコーデックのときの設定をそのまま引き継ごうとして、 妙な事態が発生することがよくあり、まず Load Defaults をクリックが、 XviD の基本。

とりあえず、Encoding Mode を「1-Pass quality」に、 Quality を 85 (既定値) にしてみてください。 数字がでかいほうが高画質だが仕上がりサイズがでかく、 数字が小さいほうがサイズが縮むかわりに低画質という関係になっています。 70くらいでも、あんがい、そう悪くはないですが、80以上が良いでしょう。 90は、高画質です。91、92あたりが一般的な上限です。 (特別に貴重な画像で永久保存版にしたければ93とか95とか100にしても良いでしょう。)

ヒント: XviD 1.0 以降の1パス・エンコーディングでは、ビットレートを指定するか(ほぼCBR)、またはI/Pフレームに対する quantizer(どのくらいの精密さで情報を処理するかのパラメータ。大きい方が粗く、小さい方が高品質)を固定するようになっています。 仕上がりサイズを厳密にコントロールする必要がないなら、最初は quantizer を 4.0 に固定してみてください。

OK をクリックして、XviD Configuration を閉じ、OK をクリックして、「ビデオの圧縮」を閉じます。 より詳細な設定については付録Aを見てください。

AVI出力

AviUtl の「フィルタ」メニューで、「ノイズ除去」「クリッピング/リサイズ」など、 使いたいフィルタにチェックが入っていることを確認します。 試しに最初の300フレームだけをエンコード(圧縮)してみましょう。 [Ctrl] + [G] を押して300 [Enter] でフレーム300番に飛び、(ひらがなの「む」のキー)を押して、 そこまでを選択範囲にします。「ファイル→AVI出力」でtestなどの名前で書き出してみてください。 映画などで最初に長々とクレジットがあるときは、まんなかへんでテストしたらいいでしょう。 その場合は —
[Ctrl] + [G] 10000 [Enter] で10000番のフレームに飛び、で選択開始
[Ctrl] + [G] 10300 [Enter] で10300番のフレームに飛び、で選択終了

テスト結果に問題がなければ(この例では、まだ音声はありませんから、音が鳴らないのは正常)、 全体をエンコードしましょう。 [Ctrl]+[A] で全フレームを選択、「ファイル→AVI出力」で名前をつけて保存します。 かなり時間がかかります。速いCPUでも1時間単位は当たり前で、 遅いCPUに重いフィルターでは10時間、20時間といったこともあります。 自分が持っている最速のマシンで、必要充分なフィルターだけを使って、 できれば、夜眠っているあいだのような、本来PCがアイドルの空き時間に、 エンコ(エンコード)すると良いでしょう。

裏技(?)

動画をエンコしながらほかのことをしたいときに、AviUtlがCPUを使いまくるため、ほかのソフトが快適に動作しないということがよくあります。タスクマネージャでAviUtlの優先度を低くするのは、よくある手です。ただしそうなると、ほかで重い処理をしているときはエンコが止まったようになってしまいます。 エンコ中に、緊急でCPUを他のことに使いたいこともあるかもしれません。 そんなときは、AviUtlのメニューから「その他→バージョン情報」を選びます。バージョン情報のダイアログが出ているあいだAviUtlのエンコが止まるので、一時停止みたいになります。

動画圧縮とは本来CPUに負荷がかかるものです。 上に述べたような裏技?を使うと、エンコ中にほかのこともできますが、 あまり調子に乗ると(特にWin98)OSがフリーズしたり、ろくなことが起きません。 何時間もかかるエンコの最後のほうでOSがフリーズしたらしゃれにならないので、エンコ中はPCをいたわり、 あまりむちゃをしないでくださいね。

ヒント: CPUの負荷が高いと、特に夏場など、CPUの温度が異常に上昇し、ハードウェアの寿命に悪影響を与えたり、 保護回路が働きOSの緊急シャットダウンが起きてしまうことがあります。 こうした問題がある場合、 Motherboard Monitor などでCPU温度をモニタするとともに、 能動型ソフトCPUクーラーBattle Encoder Shiraseを試してください。

(4) 動画の完成

数時間経過……。圧縮が完了しました。 上に書いたようなXviD「品質85」のデフォルトで30分の映画が166MBになりました。 画質もまずまずです。もとが1.4GBであることを考えると、サイズ的には「大もうけ」ですよね。

さて、映像部分ができたので、さっそく音声と合体させて、ケリをつけましょう。 古来、動画の音声といえばMP3でした。 今でもMP3は使われていますが、DVDの音声は通常、AC3形式です。数字の3は同じでも、ぜんぜん別のフォーマットです。

DVD2AVIでD2Vを作ったときに分離したAC3ファイルですが、 これを、XviDで再圧縮したビデオと合体させる場合、現代では、いくつもの選択肢があります。

サイズを小さくしたい場合、AC3をAACやOgg Vorbisに変換するのが良いでしょう。 音声も再圧縮するわけです。 音声成分はビデオと比べてもともとサイズが小さいので、 音声を再圧縮しても、全体として劇的な変化はないです。 例えば30MBのAC3が10MBのAACになれば3分の1に縮むわけですが、 映像成分が200MBだとしたら、音声が30でも10でも劇的な変化とは言えないでしょう。

サイズより音質が重要なら、ずばり、AC3はAC3のまま、いじらずに映像と合体させてしまうと良いです。 そのほうが音声成分を再圧縮する手間も省けます。ここでは、その考え方で、 AC3をそのまま使います。 このDVDの例では、AC3音声が3つあります(日本語、広東語、中国語)。 3つとも合体させてしまって再生のときに切り替えるようにしてもかまいませんし、 広東語や何かはサイズの無駄だと思えば(1トラック69MB)、 日本語なら日本語だけを合体させてもかまいません。ちなみに日本語はオーディオ・トラックの1番 T01 です。 何番が何語か分からなければ、実際に再生してみましょう。 AC3を含むほとんどのオーディオは、foobar2000 で再生できます。 また、音声成分がAC3の動画は ac3filter を使えばちゃんと再生できます。 どちらも必需品なので、もしまだなら、ダウンロードしてインストールしてください(foobar2000 は Special installer でフルインストールすること=詳しくは次回)。

映像と音声を合体させるのには、VirtualDubMod (VDM) を使いましょう。最新版の zip 書庫(この記事の時点では VirtualDubMod_1_5_4_1_All_inclusive.zip) をダウンロードしてください。 こちらは特にインストールはなく、解凍したらすぐ使えます。

VirtualDubMod をクリックして起動したら、 File→Open Video File から、先ほど作ったAVIファイルを開きます。次に、Streams→Stream ListでAddをクリックします。 ファイルを開くダイアログが出るので、合体させたい音声を読み込みます。 (この例では日本語のトラックだけ入れますが、2つ以上の音声でも差し支えありません。)

OK でダイアログを閉じたら、Video メニューで Direct stream copy を選択します。 これはビデオの内容をいじらず(再圧縮などせず)、そのままダイレクトにただ音声と合体させる、という意味です。 時間もせいぜい3分くらいしかかかりません。 映像と音声を単に合体させるときは必ず Direct stream copyにしてください。 さもないと、映像は再圧縮されますが、再圧縮の設定をしていなければ無圧縮のAVI(つまりBMP画像の連続のようなもの)で出力されて、とんでもないサイズになってHDがあふれる原因にもなります。 まあ、間違えてそれをやっちゃっても削除してやり直せばいいだけです。XviDで圧縮済みの映像ファイルが壊されるわけでないので、心配は無用。

Direct stream copy を選択したら、あとは書き出すだけです。 F7 を押すか、File → Save as... を選んで、名前を付けて保存してください。 AVI, OGM, MKV のどのフォーマットででも、保存できます。 (注: ただし、AVI は入れられるものに制限があります。)

どうでしたか。思ったより簡単でしたか。思ったより、大変でしたか。 でもとりあえず、できたと思います。AVI、OGM、MKVの3形式で保存してみましょう。 同じビデオと同じオーディオをそのまま合体させるだけなので、どの形式でもサイズとか品質には大差ありません。 とはいえ、この例では、OGMが237MBでいちばん大きく、 AVIだと236MB、MKVだと235MBです。 OGMはAVIと同じか少し大きくなって、MKVはたいていいちばんコンパクトです(最新の形式なので、 いろいろ最適化されている)。 OGMは、 平均するとAVIよりシークのレスポンスが良いし、ちょっと末尾が欠けても再生できるなど、 AVIよりサイズが少し大きいけれど、それなりのメリットがあります。 OGMとMKVは内容的には姉妹のようなコンテナで、だいたい同じことができます。(MKVもトカゲのように、 しっぽが切れても切れた前までちゃんと再生できます。)

なに、音が出ない? ac3filter をちゃんとインストールしましたか。 AC3音声が小さすぎる問題は、再生時の設定で解決できます(付録B参照)。 そうそう、foobar2000 を入れたのだから、メディアプレーヤーもいいのにしましょう。 Media Player Classic (MPC) をダウンロードしてください。 解凍したらすぐ使えます。 このプレーヤー、見かけは古くさい Windows Media Player 6.4 のようですが、 頻繁に更新されている、最先端のメディアプレーヤーです。最先端すぎてときどき不具合もありますが……。 起動したら [O] を押して、 Filters→Audio SwitcherでEnable audio switcher filter...にチェックを入れてください。 MPCをいったん終了させ、再起動。 これで、Morgan switcher を使わなくても、音声多重のビデオを簡単に切り替えて再生できます。

あれこれダウンロードしたり、いろいろ新しいソフトを使いまくりで、 お疲れさまでした。次回以降では、定番 Ogg Vorbis や話題のAAC音声を使った動画の作り方も紹介したいと思います。

ヒント: ここでは、まず大まかな手順を飲み込むために、 DVD2AVIで分離したAC3ファイルを単純に、そのまま使ってしまいました。 しかし、AC3は無意味に大きいことがあります(5.1chの高音質のAC3なら、そのまま使うのにはそれなりに意味がありますが、 旧作のモノラル音声が320kbpsのAC3になっているような場合、そのAC3をそのまま使うのは、どう考えてもファイルサイズの無駄ですよね)。 さらに、分離したAC3は、しばしば映像と開始点が同期しておらず、そのまま結合すると、 映像に対して音が60~300ms程度遅れてしまうことがよくあります。 音ズレの問題がないAC3も多いし、この音ズレは作成時に簡単に補正できますが、 やや神経を使う作業で、うっかりすると補正のプラスとマイナスの方向を間違えて逆に音ズレが二倍になってしまったりします。 このようにAC3をそのまま使うのは、現実的には(特に慣れないうちは)必ずしも便利ではありません。 それに、一般的な動画も音声成分はAC3ではなくて、MP3が普通ですよね。 そこで、次のステップとしては、DVD2AVIで音声をWAV形式にデコードして分離するようにして、 そのWAVをMP3化して動画の音声成分にしてみるやり方を覚えよう。詳しくは続編を見てください。

今回のまとめ

まずリッピング
DVDの動画をAVI/OGM/MKVにしてパソコンで楽しんだり、 それをもとに耳の不自由な人のためにクローズドキャプション(字幕)を作成したり……といったことの第一歩は、 リッピング。Smart Ripper を使いましたが、このソフトと相性が悪い人は、 DVD Decrypter を試してみよう。Google で検索すればいっぱい解説ページが見つかるはず。
D2Vを作ります
リッピングをするとVOBというファイルができます。 DVD2AVIというソフトを使って、VOBからD2Vファイルを作りました。 このとき音声成分も別ファイルに分離されました。 DVD2AVIのポイントは、「AVI出力」せずに「プロジェクトを保存」すること。 間違いやすいので気をつけよう。
AviUtl
AviUtlでD2Vを開いて(実はD2Vを開くことで間接的にVOBを開いている)、 AVIに変換しました。日本語のソフトなので使いやすいでしょ?
VDM (VirtualDubMod)
そうして作った映像ファイルを、音声ファイルと合体させて、マルチメディアを完成させました。 VDMを使いました。VDMのポイントは Video を「Direct stream copy」することです。 AVIだけでなくOGMでもMKVでも、同じように書き出せます。

続編

今回の方法では音声成分がAC3のままで、 音声をMP3で再圧縮した「普通のAVI」を作れません。 一通りの流れを理解したら、「MPEG2(DVD・TV)→AVIでMP3を簡単に使う方法 」に進んでください。

リンク

シリーズ
関連記事

付録

付録A: XviDコーデックの設定についての補足

以下は、少し慣れてから読んでください。 本文では、XviDの設定で、モードと品質の数値だけしか設定しませんでした。 もっと細かい設定は、あの設定ダイアログの Advanced Options... をクリックして行います。

Advanced Options... をクリックして、まず Global タブを見ます。 少しでも高画質で……というときは Motion search precision を 6 - Ultra High にします。 そんなにこだわらないでそれより処理が速いほうがいいときは、5 - Very High にします。 Quantization type は高画質エンコードでは MPEG 、低画質は H.263 が良いとされています。 例外もありますが、 アニメでは、高画質(仕上がりファイルサイズ大きめ)のときに、 H.263 を選ぶと、画質面で損をします。 Quality を既定の85にしたなら、アニメでは通常、MPEGで良いです。 よく分からなければ、つねに MPEG にしてもかまいません。 どちらを選んでも劇的な変化は起きません。 Maximum I-frame interval は、30fpsでは300、24fpsでは240が標準とされます。 240でも300でも劇的な変化は起きません。

「Enable lumi masking」は(画面の暗い場所など)目立たない場所で手を抜いて、ファイルサイズを節約するものです。 オンにするとファイルサイズが少し小さくなります。オフにしたときより、多少、画質が落ちますが、 なるべく目立たないように画質を落とすわけです。画質より、サイズを小さくすることが重要ならオンに。

次に、Quantization タブ。一般的には、デフォルトの 2、31、2、31 のままで良いです。 ファイルサイズの無駄を覚悟で確実に高画質にしたいときは、2、4、2、16 が良いです。 さらに高画質にしたいときは、2、4、2、12が良いです。 (さらにさらに、パラノイア的に高画質にしたければ、2, 3, 2, 8) 1-pass エンコーディングでここをいじると、画質はきれいになりますが、仕上がりサイズはでかくなります。 2-pass エンコーディング(詳細は後日)でここをしぼると、ブロックノイズを抑制できるかわりに、 モスキートノイズやランダムノイズが増えます。 本来、このタブをいじる前に、ソースのノイズ除去に万全を期すべきで、 それには「ウェーブレット・ノイズフィルタType-G」といった外部プラグインが必要なのですが、 とりあえず最初からそこまで覚える必要もないので、ここでは省略します(別に難しいことではないのですが)。

付録B: AC3の再生時の音量の設定

AC3をそのまま動画音声として使うと、動画を再生したとき、 ボリュームを最大にしても音量が小さすぎるように感じることがあります。 AC3データは6チャンネルで約24ビットという広大な空間に広々と存在しているため、 各チャンネルの音量は、そんなに大きくないのが普通です。 2個しかスピーカーがないステレオで聞くときと同じ音量でチャンネルが6個あったら、 うるさすぎて大変ですからね。

AC3をWAVやMP3などの他形式に変換するときは、変換のついでに音量も調整できますが、 今回のように、生のAC3をそのまま使った場合は、再生のときに調整する必要があります。

Windows のコントロールパネルにある ac3filter のアイコンをクリックして、 フィルターの設定を調節してください。

付録C: 逆テレシネ(IVTC)

「インターレース解除」の意味、なぜあのような「しましま」ができるのか。 それを知るには、テレシネと逆テレシネ(IVTC)について理解する必要があります。 この入門記事の第一版ではIVTCをわりと詳しく説明していたのですが、IVTCを理解しなくても実際の操作にはまったく問題ないので、 第二版ではわざと説明を省きました。興味があるかたは以下のようなページをお読みください。 「NTSC」前提の解説ページも多いですが、「PAL」の場合はまた違うので注意。

付録D: ASPIレイヤーのインストール

DVD Decrypter では、ASPIレイヤーがあってもなくても、関係ありません。 SmartRipper は、デフォルトではASPIレイヤーを使いますが、 ASPIレイヤーがなくても動作するはずです。

以下では、参考情報として、ASPIレイヤーのインストール法を説明します。 バージョンは2003年12月8日現在です。

Adaptec社の「ASPI レイヤー Version 4.71」から、 aspi_v471.EXE という書庫をダウンロードします。クリックすると、解凍先を聞いてきますから、 解凍先を変更したければ変更します。 デフォルトの C:\Adaptec のままで良ければ、先に進みます。

Windows 98/ME/2000の場合

Windows XP以外のOSでは、解凍先のフォルダを開いて、 aspi_v471サブフォルダのなかの aspiinst.exe を実行すれば、簡単にASPIレイヤーがインストールされます。 インストール後、OSの再起動が必要になります。

Windows XPの場合

Windows XPでは、普通のインストール法とはちょっと違って、少しだけ面倒です。 「スタート」→「ファイル名を指定して実行(R)...」で、 「名前」の欄に次のコマンドをコピペして、[ OK ] を押してください。 XP32の前に半角スペースが入ります。 (解凍先をデフォルト以外にした場合は、それに応じてパス部分が変わります。)

C:\adaptec\aspi_v471\install.bat XP32

エラーメッセージが出なければ成功です。OSを再起動してください。

付録E: リッピングにまつわる法理論と宣伝

CSSはアクセスコントロールであって、 著作権法にいう「技術的な保護」つまりコピーコントロールには該当しない、というのが確立した通説です。 法律の専門家はもとより、日本映像ソフト協会自身やマイクロソフトの弁護士なども確認していることで、 議論の余地はありません。「リッピングについて」で詳しく説明しました。

日本の文化審議会・著作権分科会では、 「CSSを解除することをもっぱらの目的とするソフトを使ってDVDをコピーすることを違法とするべきでは?」 という問題提起がなされています(法制問題小委員会(第5回)議事要旨-資料2-2:アクセスコントロールと整理されている技術の一部を「技術的保護手段」とする必要性について, 2003年10月3日)。

CSS解除が違法になるように法律を変えよう! という委員がいるということは、 逆にいえば、今のところは日本ではCSS解除は合法ということです。 (そのような法改正については、ユーザ、特に罪のない(ただDVDを再生したいだけの) Linux ユーザ に一方的な不利益になるばかりなので、 消費者の理解を得られず、相当の困難が予想されます。)

第二に、万一技術的なコピーコントロールに該当すると極論できたとしても、 技術的保護の回避は「これは回避だと知りつつやっている」のでない限り問題になりません。 著作権問題専門の審議会で「これは回避にならない」と断言している以上、 一般人は当然「これは回避でない」と考えます。 現時点では「これは回避だと知りつつやっている」という状態は絶対に発生しようがなく、 したがって違法になりません。

第三に、コピーコントロールに該当すると極論できたとして、さらに悪意の回避が行われたと極論できたとしても、 私的複製の場合、たとえ権利の侵害になったとしても、法律上、「罰することは」できません(著作権法119条、但し書き)。

以上の理由から、現時点ではCSS解除は二重、三重の意味で問題ないと断言できます。

そもそも正規に購入したDVDのデータをHD上に置いても、便利にこそなれ、 実質的には誰にも実害はなく、問題になりようがありません。勝手にコピーされて転売されたりしては困る、という販売側の気持ちはよく分かりますが、 コピーされて転売されては困る、ということと、自分が正規に買ったデータを自分のHDで自分で鑑賞する、 あるいは編集したり趣味の動画作成を楽しむ、というのは、何の関係もないことです。 誰にも迷惑をかけていない行為で罰せられるいわれがありません。

もし、CSS解除それ自体が違法だという根拠のない考えが広まっているとしたら、 そういうことにしておきたい人々の思惑かもしれません。 「MP3問題」のときも、最初「MP3」というフォーマット自体が違法であるかのようにいわれたり、 MP3を再生できるプレーヤーが違法であるかのようにいわれたりしていた時期があったようです。

今でもそんなばかげた洗脳に惑わされる人がいるのかどうかは知りませんが、 CSSは、コピーコントロールではなく、 解除しなければ絶対にDVDを再生できないアクセスコントロールです。 DVDソフトのどこを見てもCSSのライセンスのことは一方的な通告としてさえ記されていません。 存在しない契約に違反したという理由で訴えられるわけがないのです。 それほどまでに、CSSについての業界の言い分は根拠がなく、 まただからこそ裁判でもまったく認められずにDeCSS作者が一審二審と繰り返し完全無罪となったわけです。

たとえどのように無茶な法解釈をしても著作権法119条、但し書きで罰しないと明文規定されているのですから、 刑事罰は絶対にあり得ず、犯罪にない得ないのですが、ときどき法律を知らない人が「CSS解除は犯罪だ」などと間違ったことを叫んでいるのを見かけます。この人たちは「法律を守る善良な市民」気取りなのですが、その実、法律を正しく理解していないのです。 法律について正しくない知識を広めるのは「法律を守る」姿勢とは言えません。かれら自身の思い上がりと裏腹に、 かれらはその正反対のことをしているのです。法律を守れと言いながらでたらめな法知識を喧伝するかれらについていっては、法律を守るどころか、 いつ違法行為をしてしまうか分かったものではありません。

法律上、何が許され、何が許されないのか。その両方を正しく理解し、守ることこそ、法を守ることです。 特別な事情がないのに、許されていることを禁止したり、許されていないこと許してはなりません。 特定業界が目先の利益を守るために、 法律上許されていることを、法律の名をかたって妨害し、 人をあざむき、萎縮させ、正規に購入した芸術作品の鑑賞を妨げようとする行為は、 憲法上の自由及び幸福追求に対する国民の権利を侵害するものであり、 公共の福祉にも反し、文化的生活の享受・多様性ある文化の発展を妨げ、次世代のクリエーターを育ちにくくし、 ひいては国益を損なう極めて悪質な行為であると言わざるを得ません。 憲法第12条で定められているように「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて」守らなければならないのです。

(参考)アクセスコントロールについて

コピーコントロールは回避してはいけないことになっていますが、視聴制限(アクセスコントロール)はそこまで厳密でないです。 実際、再生側のリージョンコードは仕様として数回は変更できるのが普通ですし、 リージョンフリーのドライブもありますが、それが非合法になるという話は今のところありません。 例えば、北米(R1)のアニメファンは、R2の日本のDVDも見たいです。 すべてのアニメがR1版が出るわけでないのだから、熱心なファンは当然R2も買うのであって、 R2も買ってもらったほうが、日本の経済からしても有利です。 もしアクセス制限を厳密にして、北米ではR2のDVDを絶対に再生できない、ということになると、 ファンも不便だし、そうでなければ買ってもらえるR2が売れなくなって販売側も損をします。 例えばイタリアでしか販売されていないDVDを日本の熱心な映画ファンがamazon.comなどから購入した場合にも、 同じ事情になります。

そういうわけですので、単に世界各地の「劇場公開日」とのかねあい、という特殊な目的のためにあるリージョンコード(アクセスコントロール)を、 あまり厳密にしても、販売側にも消費者側にもメリットがないと思います。 将来、どうしても厳密にしなければならないとしても、 目的の性質に照らすと、数か月後にはリージョンフリーになるような時間制限の形が良いのではないでしょうか。

(参考)日本映像ソフト協会の独自の見解

日本映像ソフト協会著作権部会幹事会では2004年7月、「CSSは、著作権審議会マルチメディア小委員会ワーキング・グループ(技術的保護・管理関係)報告書において、アクセスコントロールと位置づけられたため、アクセス権という支分権が存在しない現行法の下では、著作権法上の技術的保護手段に該らないとする見解が有力である。この見解によれば、CSSを解除してコピーしても技術的保護手段を回避していない複製となる」と通説の存在を認めた。 広く認められている法律上の有力説なので、かれらとしても、それを否定するのが無謀であることは了解済みなのだろう。

定説の存在を認めたあとで、かれらは未練がましく、それと異なる独自の見解を述べた。 かれらの独自の見解は「ユーザーがアクセスするのは対価支払後であるから、DVDビデオにアクセスコントロールは必要ない」という主張に基づくものであるが、DVDビデオには「プレーヤー側とリージョンが一致しない限り再生できない」というアクセスコントロールが存在していることは周知の事実であり、かれらの説は意味をなさない。 「アクセスコントロールは必要ない」なら「リージョンコードは必要ない」ということになり、すべてのDVDはリージョンフリー化されなければならない。 このように、かれらの独自の見解は矛盾しており、失当である。「当部会では、様々なDVDコピーソフトが販売される事態について、法律的問題点を検討してきた」としているが、このようにアクセスコントロールを論じながらリージョンコードの存在のような基本的事実を失念するようでは、 その検討全体についても杜撰のそしりを免れない。

仮に強引にCSSを「コピーコントロール」とみなした場合、 コピーコントロールという名目で、多くのLinuxユーザは実質的にDVDを再生できなくなってしまう。 CSSは再生を制限しているので、解除を認めなければ再生そのものができない。 もし再生できなくなれば、CCCDの場合に起きたように、ユーザはDVDを買わなくなり、あるいはさらに積極的に不買運動を展開するであろう。 かれらの独自の見解に従えば、そのように多方面にネガティブな影響が及び、 自分で自分の首を絞めることになるのだが、 残念ながらかれらにはそうした総合的な判断ができないようだ。 パソコンと言えば Windows のことだ、と決めつけているのかもしれない。

上記はあくまで日本映像ソフト協会だけが主張している独自の見解であり、 現在の著作権法の通説では、このような考え方はまったく認められていない。

そのため、かれらも法律を変えようと努力している。もし、かれらが上記独自の見解を自分で正しいと信じているのなら、 法律を変えるまでもなくCSSは解除できないことになるのだが、現実にはそういう状況ではない。 かれら自身、上記独自の見解に説得力がないことを自覚しているからこそ、自分たちに都合良いように法律を変えようとしているのだろう。

ビジネスなのだから映画ソフトの売り上げを増やしたいという気持ちは当然であり、それはよく理解できるのだが、 誰にも迷惑をかけていないユーザの行動を無意味に制限しても、逆効果でしかない。 かれらには、CCCDで起きたことを他山の石として、賢明な選択をしてほしいと願ってやまない。

一般の法律家による解説例(参考)

DVDをリッピングソフトを使用してコピーすることは違法ですか?(法務ネット、2005年3月)

注: 上記リンク先は一弁護士の回答のようだ。あくまで参考までに。 論理の筋道も結論も既に紹介したのと変わらない。 一部、誤記(単純なミスタイプ)があるが、本筋には影響しない。 同一性保持権に関して「聴覚的透明」等の概念(ビットアイデンティカルでなくても、 人間によって同じに知覚されるものは複製であるとみなすのが相当である。そうでなければ、AACによるオンライン販売も、 同一性保持権を侵害していることになってしまう)や、 法20条、第2項四(例えばMP3化という利用の様態では、 ビットアイデンティカルにならないのは技術的にやむを得ない)を引用していないなど、 この分野を専門に研究している者の踏み込み方とは言えないだろうが、 逆に言えば、一般の法律家が認める安定した通説ということになろう。

更新履歴

2003年2月5日 Ver.1
DVD/Mpeg2をAVI、OGMにする方法」
2003年8月24日 Ver.2
MKV時代に対応して全面改訂。改題「初心者でも安心: DVD→AVI/OGM/MKV入門」
2003年10月2日
「ASPIchk.exeの出力がグリーンにならなくても使える場合もある」ことなど加筆。
2003年10月9日 Ver.2.1
「SSA入門スタイリング編」の公開に合わせて、少し加筆。
2003年10月11日
AC3成分の動画の音量の調整について加筆。
2003年10月18日
iDCTアルゴリズムの推奨を「64-bit浮動小数点」から「IEEE-1180 準拠」に変更。
2003年10月24日
iDCTアルゴリズムの推奨を「64-bit浮動小数点」に戻した。
2003年10月28日
libdvdcssへのリンクを追加した。
2003年11月14日
IVTC関連のリンクを復活させた。
2003年12月8日
ASPIレイヤーがない環境では、ASPIレイヤーをインストールしない方向に変更した。Windows XPで、インストールが少し面倒だと分かったため。
2003年12月30日
12月22日にDeCSS作者が控訴審でも無罪を言い渡され、DVDコピーの合法性が再確認されたことにふれた。
2004年1月24日, 25日
「DeCSSが日本国内でも著作権法上違法でなく、罰せられることもない」ことなどを明記、文化審議会の資料へのリンクを追加した。
2004年1月29日
付録E「リッピングにまつわる法理論と宣伝」を追加した。
2004年2月10日
動画作成は「趣味」なので向き不向きがあること、などを書き足した。
2004年5月5日
LPCMの音声トラックがDVD2AVIで分離できない、というFAQに対応。ほか少し加筆。
2005年5月1日 Ver.2.2
「ヒント」として、ちょっとしたコツのようなことを5項目追加。

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